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◆ 代打・立浪の危険性 2008/04/24(木)
4月24日(木) ナゴヤドーム△ 中日 2 − 2 阪神 「代打・立浪の危険性」 ![]() 勝負所であと一本が出ない・・。 これは野球という競技においては解決することの無い永遠の課題である。 場面、展開を問わず打者が持つ成功のパーセンテージというものには限界がある。 良くて10回中3回の成功。残りの7回は失敗だ。 そもそも30%程度しかない成功の確率が、試合のここぞ!という場面で当たる確率は・・・やはり30%程度だ。 3回大喜びしたのならば漏れなく7回落胆する。突き詰めていくと結局確率は収まる所に収まる。そんなもんである。 ただ、今年のドラゴンズは開幕から代打成功率が異様なまでに低い。 代打の切り札である立浪の不振が最も大きな要因ではあるが、それにしてもここまでダメかと思うほど今季の代打起用は成功していない。 ここで「代打」という役割の重要性を改めて説く必要はないと思うが、 新しい人材の投与によって、試合の流れの中には確実に刺激が加わる事は間違いない。 ある時は停滞している情勢の突破口になり、そしてある時は情勢を決定付ける一押しにもなる。 代打は「一本」で展開を動かすだけの力があるのだ。 つまり試合終盤での代打の結果は試合の流れに対して密接な関係性を持っているという事だ。 その代打が、ここまではからっきし・・・。 あまりにも確率が悪いので一体どれほどまでに悪いのか調べてみた。 ■ 今季の代打成功率 ■ ![]() 一言で言おう。悲惨だ。 今更たらればを言うつもりはないが、一本出ていれば展開が変わった試合も中にはあっただろう。 そして何といっても立浪の不調は痛い。痛すぎる。 先ほど「代打」という役割には流れを動かす力があると書いたが、立浪という選手は存在するだけでその”流れ”を生み出せる数少ないプレーヤーだ。 立浪が打席に立つ。ただそれだけで球場全体は大きく湧き上がり、試合の流れの天秤が動き出す。 「立浪」という存在が作る流れ。さらに代打という役割が生み出す流れ。この二つが重なり、試合展開には大きな刺激が与えられる。 停滞していた状況では光が灯され、押せ押せムードの時には更なる追い風が吹く。・・とここまで良い。 しかし・・・、「代打」という役割は良くも悪くも展開を”変える”のだ。 それが立浪ほどの大きな流れの振り幅を持つ選手ならば、リターンが大きければ当然リスクも大きい。 立浪が打てば流れが一気に攻勢に傾くが、その反面打たなければ・・・パタリと止まる。 ![]() 変な言い方になってしまうが、立浪の打席は周囲が盛り上がり過ぎてしまうのだ。 それこそ「代打・立浪」のコールの瞬間は、チームが勝った瞬間以上の最高潮の盛り上がりが起こる。 文字通り最高潮。試合の中で代打・立浪のコール以上の攻勢ムードは存在しない。 もちろんこれはムードを作り出す上で良い事ではあるのだが、流れを動かす”刺激”の要素が強すぎるのだ。 そこで立浪が打てば文句なしに万々歳なのだが、冒頭でも書いたが、いくら立浪と言えど打てる確率は限界がある。 では打てないとどうだろう。大きすぎる期待の反動でムードは一転、落胆の色に包まれ、 それ以後の試合展開の中で立浪の場面を超える最高潮が”訪れない”事を考えれば、のちの展開作りは一層厳しいものになってくる。 今日の試合はまさにそのもので、終わってみれば立浪が打席に立ったあの最高潮の場面で決めるしかなかったような、そんな気がする。 立浪和義という一人のプレーヤーが背負うものはここまで大きいものなのだ。 周りの期待はいくら拒んでも付いてくる。そして期待を裏切ってしまうリスクとも永遠に付き合っていかなければならない。 今の立浪は期待の狭間で苦しい状況におかれているが、これは最早逃げる事のできない英雄の宿命である。 自分自身で何とかするしかない。 現在 【FC2野球ブログランク:全122位中 第1位 】【人気ブログランキング野球部門:全621位中 第3位 】がんばっていきましょー
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