「持っている男」
である事を信じたい。
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◆ 竜の核 2009/04/24(金)
4月24日(金) 東京ドーム○ 中日 3 − 2 巨人 「竜の核」 ![]() 野球における3番打者の重要性は非常に高い。 もともと「3番打者・最強論」は野球界では古くから言われてきたことであり、 求められる条件は打率が残せて、長打が打てて、尚且つ出塁率が高い事。つまり最もトータルバランスに優れた選手が務める打順こそが「3番」でなのである。 3番打者は、1番・2番と連動しながら、4番・5番に繋げるという「決める仕事」と「繋ぐ仕事」の両面を請け負うまさに攻撃の核。打線の質の高さは3番打者の力量で大きく変わってくるのだ。 思い起こしてみればドラゴンズが優勝した年には必ず3番打者がチームの核となっていた。 ![]() データを見るかぎり、3番打者の成績の充実とチームの勝敗は、高い相関性を持ってると言って間違いは無い。 では現状、ドラゴンズの打線を見た時に3番打者に最も適した人材は誰か?と問われたら、もちろんそれは森野将彦をおいて他には考えられない。 たとえば野球のバッターに、ボクシングのような強さを表すランキング制度があったとするならば、おそらく森野は国内でTOP10には余裕で入ることが出来るだろう。 生え抜きの叩き上げ選手としては近年では立浪・福留に次ぐ優秀な打者であり、今や森野はドラゴンズが球界に誇れる打者の一人にまで成長を遂げた。 しかし、2006年の福留、2004年の立浪、1999年の関川ほどの頼り甲斐が今の森野に備わっているかと言うと残念ながらその域までには達していない。 理由は一つ。「勝負強さ」だ。 今シーズンの森野は、得点圏の成績はそれほど悪くは無い。いや、むしろ良い方の部類に入る。 ただ、ファンの印象に深く刻まれるような勝負の”肝”という場面では、期待に応えてくれないイメージがまだ強い。 過去の記憶はどうしても美化されがちだが、99年の関川は「ここで一本欲しい!」という所で必ず打った。2004年の立浪もそう。2006年の福留に関しては場面は関係なく常に打っていた。 関川が巨人戦で放った”バンザイサヨナラタイムリー”、立浪が日本シリーズで松坂から放った”同点3ラン”福留がつまりながらもセンター前に運んだ”優勝決定打” こういったファンとして一生忘れることのないであろう「劇的なシーン」を森野はまだ持っていない。 今日の試合で、森野が越智から放った決勝打はもちろん素晴らしかった。たが、厳しい良い方をすればまだまだこれでは忘れてしまう。 今シーズン起こった出来事で言えば、ブランコの来日第1号はおそらく一生脳裏に焼きつくと思うが、今日の森野の一打は3年も過ぎれば、記憶の中に刻まれた映像を再生することはおそらく難しいだろう。 あえて言おう。森野将彦のバットはもっと壮大な夢を描くことが出来る。 近い将来、打者・森野将彦を象徴するような、プロモーションシーンと成り得る「劇打」が必ず飛び出すはずだ。 球界に誇る「ドラゴンズの3番」の力は、まだまだこんなもんじゃない。 コメント ◆ コメントの投稿 トラックバック
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