2009/05/25(月) 04:15:02 | | #[ 編集]
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◆ 墓場からの救世主 2009/05/24(日)
5月24日(日) ナゴヤドーム○ 中日 1 − 0 日ハム 「墓場からの救世主」 「ピッチャー河原」 そのコールの瞬間、言いようの無いどよめきがナゴヤドームを包んだ。 それは不安や恐れなどというシンプルな感情ではなく、「何故この場面で?」という混乱にも近い声が球場全体から漏れた。 それもそのはず、河原純一と言えば一度死んだ男である。 2005年に右ヒザのじん帯断裂。2007年に西武から戦力外を通告され、その後の合同トライアウトでも獲得に名乗りを挙げる球団は無かった。 事実上の引退勧告を受け、河原の12年間に渡る野球人生は幕を下ろした・・・はずだった。 だが、河原の野球人生は終わっていなかった。 普通はトライアウトに落ちた時点でプロ野球選手としてはゲームセットである。 しかし野球人としての本当の意味でのゲームセットは、球団が決めるものではない。それは河原自身が決めるのものなのだ。 河原は終わることを拒んだ。12球団すべてに「いらない」と評価されようとも、たとえ目の前に道は無くとも、”進む”ことを選んだのだ。 昔、ある人が言った。「本人が望んでいれば野球道に終わりは無い。」 そう。河原純一の野球人生はまだ終わりではないのだ。 もう一度プロの舞台へ戻るために野球浪人を決意した河原は、母校駒澤大学のグラウンドでトレーニングを続ける。 黙々とトレーニングをこなす日々の中で、「限界」という言葉が頭をよぎった回数は一度や二度ではなかったはずだ。 右ひざに爆弾を抱え、年齢と共に衰える肉体に抗い続ける日々。この努力が報われるアテなどどこにも無い。ひょっとしたらすべてが無意味なのかもしれない・・。 だが、河原は諦めなかった。 一度は転げ落ちたプロの舞台に向かって、遠くから叫び続けた。「もう一度、もう一度そこに行かせてくれ!」 ・・・2009年5月24日。 河原純一はついに辿り着いた。 最後まで野球を諦めなかった男、いや、野球を捨て切れなかった男は、ついに望んだ場所に戻ってきた。 全盛期にジャイアンツのストッパーを務めていたあの頃に比べたら、失ったモノは多いかもしれない。 150キロ近かったはずの速球はもう無い。1億円近い年俸も今は600万。首脳陣からの信頼も、ファンの歓声も、あの頃よりは大幅に少ない。 ただ・・・野球への思いは、あの頃の何十倍もある。 墓場からの救世主・河原純一。 線香花火の消える間際の煌きのような、野球人生のすべてを賭けた”最後の悪あがき”に注目だ。 コメント ◆承認待ちコメント
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2009/05/26(火) 02:20:30 | | #[ 編集]
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