こんなにファンに愛されて、井上選手は幸せだと思います。
2009/09/26(土) 08:26:26 | URL | らくがきやせい #-[ 編集]
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◆ 桜吹雪の道の果て 2009/09/25(金)
9月25日(金) ナゴヤドーム● 中日 2 − 5 阪神 「桜吹雪の道の果て」 ![]() 井上一樹が今季限りでの現役引退を発表した。 20年間ドラゴンズ一筋で歩み続けた野球道。 チームメイトに慕われファンに愛され続けた男は、今年でその歩みを止める決断をした。 古き良き中日ドラゴンズの郷愁を持つ最後の竜戦士。井上一樹。 井上一樹という存在を改めて振り返ってみると、やはりドラゴンズには無くてはならない存在だったと痛感する。 チームの最前線に立ち背中でドラゴンズ率いたのが立浪和義だったとするならば、井上は最後尾から選手たちを鼓舞するような役割だったと思う。 チーム全体の調和と協調を誰よりもに考え、ムードメーカー役を献身的にこなすその姿に今まで何人の選手が救われたことだろう。 これは一見誰でも出来るようでなかなか出来ることではない。彼の持つ人徳があってこそ成せることなのである。 井上一樹は、正直なところプレーヤーとしては結局最後の最後まで一軍半のレベルを乗り越えられなかった選手である。 1年を通してレギュラーを張り続けたシーズンは1999年の1シーズンのみ。それ以外の年では、控えとしては心強いがレギュラーとしては心許ないという微妙な立ち位置を行き来し続けた。 では、なぜ井上が一軍半のレベルを乗り越えられなかったのかと問われれば、その答えは一つ。 井上は野球が巧くなかった。 決して下手なのではない。野球を巧く出来なかったという部分の一点に尽きる。 しかし、よくよく考えてみると、これは井上の致命的な短所であると共に彼を支え続けた最大の長所でもあったのだ。 仮に「野球の才能」に一定の許容量が定められていたとする。 選手一人一人が実力を溜め込むための”容器”を持っていて、その容器の大きさは各選手によって違う。 立浪や福留、井端といった先天的な野球の才能に恵まれている選手はその器が大きく設定されていると考えてほしい。 選手達はその各々に与えられた容器の中を、積み上げた鍛錬の結晶である”汗”で満たしていき、その末に出来上がった物が野球選手としての「実力」の量なのである。 井上一樹というプレーヤーは、この容器が小さかった。 投手での入団から4年目で野手へ転向。その事を考えれば野手としての才能の器は、それこそ平均レベル、いやそれより少し下ぐらいの容器しか与えられなかったのだと思う。 立浪や福留がドラム缶ほどの容器を持っていたとしたら、井上はせいぜいバケツ程度。 守備も巧くない、足も早くない、器用なバットコントロールもない、飛ばす力も備わっていない。 しかし、一度投手を断念した井上に残された道は、この与えられたバケツの中を猛練習で出来る限り満たすことしか術は残されていなかった。 センスも、才能も、何もかも持ち合わせていなかった男が、ただ一つ持っていたもの・・・ やはりそれは、バケツの中に汗を溜め込む直向さだったと思う。 才能に溢れた選手たちのような巧いプレーは井上には出来ない。 だが、巧くないからこそ、才能を与えられなかった選手だからこそ出来ることはある。 井上はそれをやり続けた選手だ。 与えられた容器の中をいっさい手を抜くことなく最大限の汗で満たし続けた。 彼のプレーは華やかではないし、どのスキルに関しても巧いと評されるものは一つも無い。 ただ、井上はひたすらに実直で、泥臭いほどに懸命で、すべてのプレーが活力に満ちていた。自分が出し得る全ての力を常にグラウンド上に表現していたのだ。 その姿勢は確かにファンの心を揺らした。 ベテランと呼ばれる年齢に達しても、井上一樹は井上一樹であり続けた。 小器用なプレーはもちろん無い。ベテランならではの老獪なテクニックなんて一切ない。 井上一樹は、最後の最後まで不器用で、実直で、豪快なスタイルを貫き通したのだ。 そう。それこそが井上一樹の進んだ野球道なのだ。 感激の空を目指して、泥だらけで進み続けた男の誠実で不器用な生き様。 井上一樹。あなたのプレーはカッコ悪くなんかない。その姿は、何よりも美しく華麗な勇姿だった。 お疲れ様! コメント ◆電車で泣いてしまいました
こんなにもすばらしい人だったのですね。
◆一樹
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こんなにファンに愛されて、井上選手は幸せだと思います。 2009/09/26(土) 08:26:26 | URL | らくがきやせい #-[ 編集]
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2009/09/27(日) 11:23:43 | | #[ 編集]
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2009/09/27(日) 17:56:09 | | #[ 編集]
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2009/10/21(水) 21:55:12 | | #[ 編集]
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2009/11/08(日) 00:48:20 | | #[ 編集]
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