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◆ 勝利の価値 2009/09/11(金)
9月11日(金) ナゴヤドーム○ 中日 3 − 1 ヤクルト 「勝利の価値」 今のドラゴンズにどうしても手に入らないものがあるとしたら、それはモチベーションである。 とにかく今のドラゴンズには”目的”がない。 上を見れば1位巨人は遥か彼方の7.5差。かと言って下を窺えば3位ヤクルトは13ゲーム差。 「2位」というあまり嬉しくない順位だけがほぼ約束されている状況で、目の前の試合に勝ったとしても負けたとしても、進む訳でなし戻る訳でなし・・・。 極論を言ってしまえば今のドラゴンズは、試合に勝たなければいけない理由が見当たらない。つまり、モチベーションがないのだ。 「別に、勝っても負けても何も起こんねぇだろ?」 誰もが心の中でそう感じていると思う。 事実、ドラゴンズが勝っても負けても、悲しいかなペナントレースの大勢には今更何の影響も無い。 今はチームも、ファンも、勝利への執念をどこかに置き忘れてしまったかのような状態なのである。 だが、このチーム全体に蔓延した無気力なムードを打破することが出来る男が一人だけいる。 ![]() 200勝左腕。山本昌。 ドラゴンズが見失った”勝利への執念”を持っている唯一の男だ。 ドラゴンズに久しく感じていなかった勝利への執念を目の当たりにした瞬間だった。 シーズンが始まってから約5ヶ月半。ただひたすら勝利に飢え続けた男の渾身の躍動がそこにはあったのだ。 思い返してみればここ最近のドラゴンズは巨人に3連敗して以来、もはや抜け殻同然の状態で惰性的にペナントレースを消化していた。 緊張の糸が切れたようにボコボコと打たれだす投手陣。覇気の無い打撃陣。崩壊する守備陣。 目的を失ったチームはこれほどまでに輝きを失ってしまうのか?と愕然してしまうほど、野球の質はみるみるうちに低下していく・・。 そして当然、その下降線をなぞるようにファンの熱気も停滞していく。絵に描いたようなデスレスパイラルの完成だ。 「この調子じゃ、CS出たとしても・・・」 そんなムードが蔓延する中での今日の山本昌のピッチングはまさに青天の霹靂だった。 炎天下のもとに刻み込まれた苦悩の証を身にまとい、たった1勝、されど1勝のため、一球一球に全身全霊を込めて投げ込む44歳の姿は衝撃的だった。 その勇ましい姿を見ていると、「ハッ!」と我に返り、次の瞬間、何故か無性に申し訳ない気分になってきてしまう・・。 「すいません・・・昌さん・・すいません!」 「オレ・・オレ・・・腑抜けてました!」 思わずそう懺悔したくなってしまうほど、今日の山本昌の投球には説得力というか、強いメッセージ性を感じた。 「お前ら!現状を憂いている暇なんか無いはずだろ!」 「目の前の勝利のために全力を尽くせ!選手も、ファンも、それが唯一の仕事だろ!」 何か、山本昌の投じる一球一球がドラゴンズにそう訴えかけているような・・・そんな感じがした。 一勝の尊さを誰よりも知り、この一年間一勝の壁に翻弄され続けた山本昌だからこそ、その思いは痛烈に心の中に響く。 無意味な勝利なんて無い。 今日という試合に全力を尽くせないヤツには、明るい未来なんて来ない。 だから、オレは悔いの無い一球を投げる。 伝説の男が提示したこのメッセージに一体何人の選手が気づくことが出来るのだろう? ”一勝の尊さ” それは44歳の大ベテランが丸3ヶ月間灼熱の二軍で土を舐め、泥に塗れた末に持ち帰った珠玉の手土産である。 ドラゴンズは一刻も早くその価値に気づかなければいけない。 ◆ 森野の謎 2009/09/10(木)
9月10日(木) 甲子園○ 中日 4 − 2 阪神 「森野の謎」 ![]() 今季24回目の「E」のランプが甲子園の電光掲示板に灯された。 今シーズン何度も見せられたこの光景。また・・・また森野だ。 失策数はぶっちぎりで12球団ワースト。もはやお約束と化してしまった森野の守備力について今日は考えてみる。 さて、タイトルでは「森野の謎」と題してみたが、この森野エラー問題は一見単純なように見えてなかなかどうして、深く考査してみると結構考え甲斐があることに気づく。 では早速、大テーマである「なぜ、森野はここまで守備が下手になってしまったのか?」を詳しく探っていこう。 まず、この「森野守備下手問題」(*以下、森野問題)の原因に関してはいくつか説がある。 どの説もかなり的を射ていて、耳を傾けてみるとフムフムなるほどなぁ。と、少なからず納得できる部分もあるのだが、ここからがこの「森野問題」のおもしろい所というかの根が深い部分で、どの説も結局最終的には「いや、でも・・それは結論じゃないでしょ。」という着地に至ってしまうのだ。 まぁ、論より証拠ということで、一つ一つ、「森野問題」に関する説を検証していこう。 ![]() ◆その1 「外野守備 影響説」 昨年はほぼ外野を守っていたため外野用のスローイングが身についてしまった。だから送球エラーが多くなっている。とする説。 フムフムなるほど。わからんでもない。なにか妙な説得力がある。 しかし、順応力や適応性に優れるはずの森野が、外野用のスローイングという一項目だけが染み付いて離れないというのもいささか疑問が残る。 それこそ去年のオフからサード専任は名言されてるわけで、取り払う準備期間は万全。というか去年も外野をやりながらセカンドとサードを勤め上げている訳で、そこまで依存性が高いとも思えない。 そもそも、たかが100試合程度外野手をやったことが今日の今日まで影響するのか? ・・・と考えると、この説である可能性は無いとは言わないがあまり高くない。 ![]() ◆その2 「打撃不振 影響説」 今年の4月、5月は極度の打撃不振に陥っていた森野。 打撃で上手くいかない悪循環が守備にも影響を及ぼし、エラー数の増加に繋がっているという説。 フムフムなるほど。肝心の打撃が湿りがちでは気分的に乗ってこないのも当然。これは十分あり得る。 うん。でも、打撃は6月あたりからとっくに復調してるし、関係ないよね。 打撃と守備の相互性までは否定しないが、守備面の一方だけがドン底を彷徨い続けている所を見ると、打撃不振のみが原因と理屈付けするにはかなり無理がある。 ![]() ◆その3 「もともと下手だった説」 ムムム!確かにこれは盲点だった。 世間ではユーティリティーだの堅実だの言われている森野の守備は、そもそもヘタクソだったとする説。 まさにコロンブスの卵的発想。例えるなら俳優の松山ケンイチは色んな役どころを器用にこなせるけど、別に演技自体は上手くねぇ。というような理屈である。 なるほど。確かに言われてみればそうかもしれない。 ただ、問題は24個もの膨大なエラー数を積み上げているという揺ぎ無い事実である。 森野の守備はもともとヘタクソだったという意見を最大限考慮したとしても、果たしてそこまで下手なのだろうか? 落ち着いて考えてみるとサードでエラー数24個というのは本当にシャレにならない数である。 99年。目も当てられないと言われたルーキーイヤーのあの福留のショートでさえエラー数は19個。 福留のショートよりヤバいサードの守備ってどんだけ超絶的にヘタクソなんだ!って話だ。 森野をフォローするわけではないが、サードの守備がいくらヘタクソと言っても、客観的にみて福留のショートより劣るというのは現実的には考えにくい。 いや、たとえもともと下手だったとしても、そこまで下手ではないから!というのが一般的な見解だろう。 やはり、これも直接的な原因と結論つけるには弱い。 ![]() ◆その4 「精神的に弱い説」 いわゆるイップス説である。 精神的な原因から動作に支障をきたし自分の思い通りのプレーができなくなる運動障害をイップスというが、森野はこのイップスを患ったのではないか?という説だ。 これはある。正直なところ現時点で一番可能性が高いと言っていい。 イップスは本当に恐ろしい病である。過去の失敗がトラウマとなり無意識に身体が拒否反応を起こす。まさにこれは0コンマ1秒を争う競技においては致命傷であり、こうすれば絶対に克服できるという治療法は確立されていない。 かつては荒木がこのイップスに悩まされショートを断念せざるをえなくなったという経緯があり、今も完全に克服したかと言われればあながちそうも言えない。 いや・・・しかし、あえて、あえてここも突っ込ませてもらおう。 いや、イップスにしたって、ヒドすぎる!守備率.928のサードなんて聞いたことがない。もはやこれは精神的な要素という問題で済まされることではない。 わかりやすく確率で言ったら、森野が14回サードゴロをさばくと必ず1回はエラーするという割合である。 普通そんなことがあり得るだろうか?まだサードにシャオロンでも座らせといた方が効率的と思えるほどの確率である。(体の幅的に。) つまり、原因はイップスでしたチャンチャン♪では済まされないところまで来ているということである。 もうイップスは絶対違う!消し! ![]() ◆その5 「わざと説」 かつて長島茂雄は野球の面白さなどを魅せる為にわざとにエラーをしていたという。 生粋のエンタティナー精神を持つ長島は、試合がいまいち盛り上がりに欠けると感じた途端、意図的に後逸をするなどして度々お客さんを湧かせたという逸話。 これを森野は現代に甦らせているのだという説。 ただ、森野がわざとエラーをするたびに客席から笑いどころか怒号が飛び交うため、森野は悩んだ。 「・・・そうか、わかったぞ!」 「まだまだエラーの数が足りないんだ!」 「よぉーし・・・」 ・・・ホントにありそうで怖い。 という訳で代表的な5つの説を改めて検証してみたが、他にも「悪の組織に改造された説」や「エラー貯金をしている説」など憶測は後を絶たない。 ただ、やはりというかなんというか、「これ!」という一つのポイントを絞りきるには至らなかった感がある。 つまり「森野問題」は様々な要素が複合的に絡み合って生み出されているのであって、すべての説が正解である。という説が、落としどころとしては一番真理に近いともいえる。 冒頭で議題として挙げた「なぜ、森野はここまで守備が下手になってしまったのか?」の答えを総合的に要約すると、 答えはこうだ。 森野が守備が下手なのは、 精神的な弱さから外野守備や打撃が影響していたり、 ある意味元々下手だったりするけど、わざとかもよ。 ってことである。 ◆ 宿命の姓 2009/09/05(土)
9月5日(土) 新潟● 中日 0 − 2 横浜 「宿命の姓」 「グリン」と「ランドルフ」をどうやったら書き間違えることが出来るのだろう?少し考えてみた。 名前に関する書き間違え、言い間違え、聞き間違え、勘違い・・・。 人生の中ではそれらの失敗によって様々なトラブルに発展することがあるが、そういえばかつて私もこんなことがあった。 私は生まれてこのかた「堀」という名を受け、ここまでの人生を過ごしてきた訳だが、堀という姓には、切っても切れない終生の「ライバル姓」とも言うべき苗字が存在する。 それは、「森」という姓である。 「堀」と「森」 母音も同じなら発音のイントレーションも全く同じ。 これによって両名の間には様々なトラブルが生じてくる。かくいう私も、その渦中から逃れることが出来ない運命を背負った一人である。 昔、学校の授業でよくこんなことがあった。 先生:「じゃあ、この問題を堀くん。前へ出て黒板に書きなさい。」 「うわー・・・・来たよ。何でオレなんだよ。全然わっかんねぇし・・」 私は困惑しながらも、半ばあきらめ半分といった表情で席を立ち、うつむきかげんで黒板の方へと歩を進める。 「まぁ・・テキトーに書くか・・。」 そんな思いで、顔を上げ、黒板のチョークを手に取ろうとすると・・ 「!!!!!」 何故かそこには、既に一人の生徒が立っている。 そう。もうおわかりだろう。森クンだ。 先生は、苦笑いを浮かべながら私に言う。 「おぃおぃ、何だ堀。そんなに問題に答えたいのか(笑)」 「・・・・・」 「もり?・・ほり?・・・もり?・・・・??」 「いやいやいや!さっき絶対あんた、”ほり”って言ったし!」 「堀」と「森」の聞き間違い・・・。 紛らわしい・・・。紛らわしすぎる。 このようなトラブルは学校生活の中で1度や2度ではなく、それこそ毎日のように起こった。 しかしこれは、もはや自分の力でどうこう出来る問題ではない。これは、変えることの出来ない運命なのだ。 そう。「堀」と「森」は、運命という名のもとに刻まれた宿命の姓なのである。 私はこのような経験があるため、今回の横浜・田代監督の失態を単純にあざ笑うようなことが出来なかった。 その渦中におかれた当事者の苦悩を誰よりも知っているからだ。 「堀」と「森」の間で起こるトラブルと同様、「グリン」と「ランドルフ」もさぞかし今までツライ経験をしてきたのだろう。 だって、「グリン」と「ランドルフ」はどこからどう考えても、イントネーションから何から全くおな・・・ って、んな事あるかっ!!! ◆ 自分の力に自信を持ちなさい 2009/09/04(金)
「自分の力に自信を持ちなさい」自分に力に自信を持つ瞬間ってどんな時だろう?と考える。 まずパッと思い浮かぶのは、やはり成果が挙がった時だろうか。 目標を達成した時や努力が実を結んだ時、そういった瞬間に自分の力を信頼できる感覚、つまり自信が芽生える。 基本的にはそのパターンが多いと思うが、もう一つ思い当たる時がある。 それは、自分の力で”人の心を動かした”と、本当の意味で実感できた時である。 昔、こんな事があった。 4、5年ほど前、私が生まれて初めて「スナック的なお店」に行った時の話だ。 その店は私の友達のお母さんが経営している小規模なカラオケスナック。 私は酒もほとんど飲めないし別に大して興味もないのだが、「堀くんも一回遊びにおいでよ」というママさんからの誘いをなんだかんだで断りきれなかったこともあり、半ば体裁上やむなくといった形で顔を出した。 一人っきりで未知の空間に踏み出す時、人間はとてつもない不安に駆られる。その時の私はまさにそれを絵に描いたようだった。 「嫌だなぁ・・・」店の扉の前まで来て一度大きくため息をついた。 そして、アニメ・笑うせぇるすマンの話の中に出てきたような、場末感たっぷりのそれっぽい扉を開く。するとママさんは商売っ気たっぷりの笑顔で出迎えてくれた。 私は軽い愛想笑いを浮かべ「どーも・・」と呟きながら、決して広くはない店の中を恐る恐る見渡す。薄暗い奥のカウンター席に常連客とおぼしきサラリーマン風の男が一人ポツンと座っている。 「ぐわっ・・・客いるのかよ。」 「願わくば、デビュー戦は一人っきりがよかった・・・」 しかしまぁ、今更何を言ってもしょうがない。私はサラリーマンを避けるように手前のカウンター席に腰掛けた。 さぁ・・問題はここからだ。よし・・やるしかねぇ。 私は覚悟を決め・・・たというよりは、ほとんどあきらめに近いような表情で、飲めない酒を煽り、さして聞きたくもないママさんの世間話にタイミングを見計らってウンウンと相槌をうつ。 幸いと言っては何だが思っていたよりだいぶ早く酒が回ってきた。少し良い気分だがこれも気のせいだろう。というか、出来ることなら1秒でも早くこの場を抜け出したい。その気持ちは店のドアノブを握ったあの時から何ら変わってはいない。 その時、突然ママさんがとんでもない事を言い出した。 「そーだ!カラオケでも歌う?」 待て待て。こっちはいち早く抜け出す方法を一生懸命考えてる最中だというのに、何が楽しくてカラオケせにゃならんのだ。 それに大して上手い訳ではない私の歌を、ママさんに聴かれるだけならまだしも、見ず知らずのあのサラリーマンも聴くとなれば、そりゃ心が引けてしまう。 しかし、案の定ここでも断りきれず、ママさんは強引に一枚の小さな紙とペンを手渡してきた。 「じゃあ、そこの本で調べて、この紙に曲の番号書いてね。」 ん?・・・あぁなるほどなるほど。そういうことか。 どうやらこの店ではカラオケを歌う時にはチケット制度を導入しているらしい。客がチケットを1枚いくらかで買い、それをママさんに手渡すことで一曲歌える。と、まぁおそらくそんな感じのシステムなのだろう。 さしあったって私にはサービスで1枚くれたって感じか。 まぁ、どうせやるんだったら全力で歌おう。私は本を開くと歌手名検索「こ」の欄を開き、コブクロの「エピローグ」という歌をリクエストした。 この際、上手いかどうかはとりあえず置いておこう。この「エピローグ」という曲には多くの思い出が詰っていて、私が感情を乗せて歌うことが出来る数少ない曲である。 ・ ・ ・ ・ ・ 「♪またぁ〜恋して〜しまうからぁ〜〜・・・・」 「ふぅーっ」 なんとか歌い終えた。いや、終えたというよりは乗り越えたという表現の方がこの場合自然だろう。 慣れない異質な空間ということもあり歌唱後の達成感はいまいちだったが、何か言葉に出来ない妙な満足感がある。 ママさんは今まで何人に言ったであろうというお決まりの誉め言葉で私の歌を讃えてくれるが、その言葉はほとんど耳には入っていない。まぁ・・とりあえずオッケイ。そんな安堵感が私の心をやさしく包んでいた。 すると、奥の席のサラリーマンが何やらゴソゴソしているのが視界の端に入ってきた。 何をしているんだろう・・と見ていると、彼は自分のポケットから財布を取り出し、中からあのカラオケチケットを出した。 「あぁ・・あの人も歌うんだ。」 そんな感じで見ていると、サラリーマンはチケットをカウンターの上にヒラリと置き、予想外の一言をママに告げた。 「これ、彼にあげて。何かもう一曲聴きたい」 「!!!!!」 さすがに驚いた。いやぁ、その展開は想像していなかった。というか、出来るはずもない。 しかし驚いたのは一瞬だけ。そのあとは何か心の中にあった小さな不安みたいなものが急速なスピードで解けていくのがわかった。何かがスッと収まるような感覚。 そうか・・・やっぱり・・・そうだったのか。私はこの時に悟った。 いや、今になって思えば自分でも薄々勘付いてはいた。わかってはいた。確かにわかってはいたが、たぶんそーじゃねぇかなぁ?ぐらいで今ひとつ自信がなかった。 しかし、今この瞬間ではっきりした。自信が確信に変わったのだ。そう。やっぱり・・ 「オレって、歌、上手かったんだ!」 私の歌ったエピローグは、知らず知らずのうちにサラリーマンの心を大きく揺らしていたのだ。 そうなのだ。自分ではほとんど気づいていなかったが、私の歌には人の心を動かせるだけの”力”があったのだ。 ありがとう。名も無きサラリーマン。私はあなたのおかげで初めて歌に”自信”が持てました。 あなたに与えられたこの1枚のカラオケチケットが私に自信を与えてくれたのです。 あなたへの敬意と感謝の気持ちを込めて・・・精一杯歌います。 「じゃぁ・・聴いてください!」 「燃えよ!ドラゴンズ!」 ―終わり― さてさて、今日は小説チックな感じで、実際にはありもしない空想話を書いてしまいましたが、 まぁ結局この話は、主人公が今まで気づくことのなかったアイデンティティに触れ、自信を見出していくっていう話です。 今、ドラゴンズの選手たちに言いたいのはまさにこれ。 忘れちゃいませんか?ってことです。 あなた達が投じるその一球。その一打には、大勢のファンの心を揺さぶるだけの強い力があるんです。 だからこそ、あなた達は自分の力に自信を持たなくてはいけない。たとえそれがどんな状況であれ。 それが宿命なのです。 自分の力に自信を持ちなさい。あんた達なら出来る! ◆ すきなんだよね。たぶん 2009/09/03(木)
9月3日(木) ナゴヤドーム● 中日 1 − 8 広島 「すきなんだよね。たぶん。」 この4回オモテの「6」のあたりを、うす目を開けてボヤーッと見ていると・・・ ![]() ![]() 「あぁ・・・なんか・・”0”っぽく見えてきた・・・・」 おっいいぞ・・・いいぞ・・・。 かなり点差開いてた気がするけど、なんか・・・接戦じゃん。 2-0ならいける!まだ、いける!・・・一瞬そんな気がした。 しかし、そんな思いもほんの一瞬だけ。 ふと我に返り、現実を見つめなおしてみれば点差は歴然。終わってみれば今シーズンワースト5に入るほどの言ってみればツマラナイ試合だったことは間違いない。 それを証拠に、今日は試合途中で早々に席を立つお客さんの数が際立って多かったように思う。 まぁ確かにその気持ちもわからないでもない。 大差がついた時点で広島戦3連敗が決定的となり、今となっては逆転優勝の可能性もほぼ無いに等しい状況とあれば、「もう帰ろうか」という気持ちになってもおかしくはない。 ただ、私の価値観の中では試合途中で「もう帰ろうか」はどういう状況だとしてもあり得ない。 おそらくそういう人達は、興味の持続が「ドラゴンズの勝利」という一点に集中しているのだろう。 勝てないとわかった途端に試合への興味は消え失せ、「もう帰ろう」という発想に至るのだと思う。 別にそれを否定するわけではないが、そもそも試合終了前に席を立つという行為自体が私にはよくわからない。 映画でたとえるとわかりやすいが映画館で映画を見ている時に、 「なんか、この話ハッピーエンドにならないっぽいからもう帰ろう。」と、上映の途中で席を立つ人を呆然と見つめるような感覚に近い。 「まぁ別にいいけどさ・・・でも、そりゃないよ〜」ってな思いである。 今日のような展開の試合を観ている時は色々と考えさせられる。 見るも無残で尚且つ単調に過ぎていく試合展開は、ファンならば誰だっておもしろいものではない。 それこそさっさと家に帰ってテレビでも見てた方が有意義なのかもしれない。 ただ、逆に考えればこういった試合の時こそ「自分がファンとしてどうあるべきか?」を考えるには絶好の機会であるとも言える。 そして今日でわかったことがある。いや、知ってたけど再確認。 やっぱり私の根本は「ドラゴンズの試合を観る」ことが好きなのだ。 どんな試合展開であれ、どんな状況であれ、チームを応援する気持ちは何ら変わらない。 確かに興味の対象物の一つとして「勝利」が存在するが、それはあくまで副産物であって、結局は勝ち負けより遥かに前の段階でドラゴンズの試合を「観るだけで幸せ」なのである。 つまり、勝った負けたで興味の持続が揺らぐことはないのだ。 勝利せずとも、試合の中におもしろさを見出すことはいくらだって出来る。 冒頭でも紹介した、「大差の時でもスコアボードを薄目で見ると意外と傷が浅い」というのは、今日の観戦においてナイスな収穫だったし、今まで気がつかなかったような新たなおもしろさを発見することが出来た。 つまり私が言いたいのはこういうことなのである。 試合における”おもしろさ”というものは、ドラゴンズの側から無条件で提供されるものではない。 おもしろさは自分の感性で掴みに行くものなのだ。 「なんだつまんねー試合だったなぁ」と捨てゼリフを吐いて途中退席していく人達には、早くこの最も重要な要素に気づいて欲しい。 そんな私が今日発見した「おもしろポイント」がこれだ。 ◆広島のショート・小窪が打席に立っている時。スコアボードの名前のところを薄目でボォーっと眺めていると・・・・ ![]() 「小室哲也」っぽく見える!!! まぁ、だからなんだって話だけどね。 << 前のページ◆次のページ >> |
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